引っ越し前に準備しておくもの一覧

引っ越しの準備にはまず梱包材が必要です。

ダンボールとガムテープが基本装備になりますが、
それ以外にもあると作業が捗る物はたくさんあります。

ですが、全部買っていたら費用総額がとんでもないことになります。
これではいくら業者と交渉して引っ越し代金を安く出来ても、
トータルではあまりお得とは言えなくなってしまいますね。

では、なるべくお金をかけずに梱包材を揃えるにはどうしたらいいでしょうか。

引っ越しに必要な梱包材の入手方法

引っ越しの準備の際、下記の梱包材やグッズを揃えておくと作業効率が上がります。
というか、無いとイライラする場面が多くなるのでなるべく揃えることをオススメします。

必要度S:用意できないなら引っ越しの日を考え直しましょう

ダンボール
荷物を詰めるための箱。

一人暮らしなら20個、四人家族なら100個は用意したいところ。
引っ越し業者の無料サービスやスーパーやドラッグストアで配ってある物を貰いましょう。
ホームセンターで買えるダンボールは有料だが頑丈なので、
使うかどうかは必要に応じて。

ガムテープ、クラフトテープ
ダンボールのふたを閉める、梱包時の荷物の固定などに必要。

ダンボール箱の補強などにも使うので5本〜10本ほど用意しておこう。
引っ越し業者の無料サービスを利用するならダンボールとセットで着いてくる。
ホームセンター、100円ショップで購入できるもので十分。

必要度A:無いと引っ越しの作業にかなり苦労します

新聞紙
荷物同士の緩衝材、梱包などに使用。

1〜2週間分あれば充分。
新聞を購読していない場合は、職場や知り合いに古新聞を分けてもらいましょう。
間違ってもマナー違反になる行為は厳禁ですよ。

ビニールテープ
ダンボールに入りきらない荷物や安定しない物を固定するのに使用。

100円ショップなどで購入 できるので、2〜3本揃えておきましょう。

はさみ、カッター
ダンボールやテープを切るために使用。

手でちぎれるテープなどもありますが、はさみやカッターを使ったほうが楽です。
100円ショップなどで購入できるので、カッターは大きめの物がオススメですよ。

工具類
(※業者に頼む場合はほぼ不要ですが、念のため確認しておきましょう)
大型家具を一度解体して輸送する時に使用。

100円ショップの工具は使いにくいものもあるので要確認。
ホームセンターで少し良い奴を買うと今後も使えます。
業者に依頼した場合、大型家具の運び出しはほとんど業者がしてくれので、
心配なら下見の時に確認しておきましょう。

布団袋
(※業者に頼む場合はほぼ不要ですが、念のため確認しておきましょう)
布団の梱包に使用。

引っ越し業者に依頼する場合、
サービスとして用意しているところもあるので確認してみましょう。
自分で用意する場合はホームセンターなどで購入できます。

毛布
(※業者に頼む場合はほぼ不要ですが、念のため確認しておきましょう)
古くなってもう使わないものを使うと良いでしょう。

特に大型家具の保護に使用するので、
引っ越し業者の無料サービスを利用できるなら用意してもらいましょう。

必要度B:あると引っ越しの時にすごく便利

軍手
手を保護する軍手。

ダンボールや家具を持ち上げることが多いので、
手はしっかり保護しておきましょう。
手伝ってくれる人の人数分だけ用意しておきます。
100円ショップやホームセンターでも安く売っているので、利用してみましょう。

マジック
ダンボールに箱の中身は何かを書いておくため。

100円ショップなどで油性ペンを1〜2本購入しておくと便利です。

セロテープ、輪ゴム
小さな物で壊れやすかったり不安定、まとまっていないものなどを固定するため。

100円ショップなどで購入できるが、ガムテープほどは使わないので注意。

ビニール袋
中に液体の入っている容器や一時的に小物を仕分けた時に入れるため。

買い物でもらったビニール袋を利用しましょう。

※上記のグッズの入手方法については、場所によっては不可能な場合もあります。

業者との交渉次第ではグッズのいくつかを無料で貰える

引っ越しの梱包材は自分で全て揃えると費用もそうですが、
けっこうな荷物になります。

特に毛布(古布)などは引っ越し以外には使わないですし、
新居にいらない荷物を増やしたくないものです。

工具類、布団袋、古毛布などは引っ越しで大活躍する反面、
その後にどうしても荷物になってしまうのです
(工具類は今後も使う機会は何回かあるでしょうが……)。

そして、引っ越しでしか使わない道具ならば、
引っ越し業者は当然常備していますよね? 
あとは交渉次第です。
業者から梱包材をサービスしてもらいましょう。

梱包材のサービスは大手の業者ならどこでもやっています。
業者によっては梱包材が有料というところもありますが、
値引き交渉をしていけば梱包材のオプションサービスが無料になるパターンは多いです。

梱包材を提供するだけで契約ができるのならと考えると、
どの業者も梱包材無料に関してはビックリするぐらいハードルが低いです。
それでもお得になるんですから、試す価値は充分にありますね。

梱包材は引っ越しの時の作業には無くてはなたないものですが、
この引っ越しが終わると八割は「普段使わない物」になります。
せっかくの新居に使わない荷物がいきなり増えるというのは考え物ですね。
業者との値段交渉の際には、梱包材についてもしっかり交渉しましょう。

※100円ショップなどを使えば上記のグッズは比較的安価で揃えることができます。
引っ越しの状況や必要に応じて買い足していくといいでしょう。