引っ越し先のレイアウトは事前に用意しよう

引っ越しというのはとにかく事前の準備と当日の段取りが鍵になります。
これがしっかり出来ているのとそうでないのとでは、
引っ越しの作業一つ一つのスムーズさが段違いです。

筆者の経験上、当日の段取りの方は業者に任せて問題ありません。
しっかりした業者ならプロとしてきちんと仕事をしてくれるハズです。
なので、こちらがしっかりとやっておかないといけないのは、事前準備になります。

引っ越しの荷物の整理、各種手続きなどもそうですが、意外と忘れやすい、
でも重要なのが部屋のレイアウト決めです。
これが出来ているのとそうでないのとでは、
当日の引っ越し作業に雲泥の差が付くと考えましょう。

新居での家具配置は大型家具優先で決める

大型家具の運び入れは基本的に業者頼みの作業になります。
引っ越しをしたことがある人は分かるでしょうが、
大型家具の設置というのはとにかく大変です。
個人ではハッキリ言ってやりたくない(できない)作業ですね。

なので、新居での家具配置図がせめて頭の中で出来ていないと、
業者に大型家具のセッティングが頼めません。
とりあえず中に入れてもらうだけでは、ハッキリ言って後から後悔しますよ!

特に、洋服ダンス、冷蔵庫、ベッド、
マッサージチェアなどは重くてデカいので運ぶのに力とコツと人数が必要になります。
業者がいるうちに頼んでしまうのが賢い方法でしょう。

後になって配置を動かすとなると、完全に自分頼みになってしまいます。
家族の誰かに力持ちがいれば協力してもれるかもしれませんが、
力仕事はお父さん任せ!
なご家庭ではかなり大変な思いをすることになりますよ、お父さんが。

また、レイアウトを決めておくことで
引っ越し当日に業者にスムーズに指示を出せるという利点もあります。

逆に、どこに何を置くか全然決まっていなくて慌てていると、
業者も身動きが取れなくなって作業が滞るようになってしまいますよ。

忘れやすいことですが、新居でのレイアウト決めは
大型家具の配置だけでも決めておきましょう。

レイアウトの決め方

新居でのレイアウトは平面的にではなく、
立体的にどこに何を置くかをイメージすると分かりやすくなりますね。

背の高い家具を配置したい場所がカタログスペック上では家具が天井より低くても、
他に出っ張りが無いかどうかなどの確認が必要になります。

また、冷蔵庫などのドアを開閉する運用が前提の家具の置き場所は、
開閉するドアの分も含めてスペースに余裕がある場所でないといけませんね?

間取り図の数字だけではこういった実際の部屋の感じは掴みにくいでしょうから、
やはり部屋の下見に行った際にきちんと確認しておくといいでしょう。
少しぐらい時間が掛かっても、
ここはしっかりレイアウト決めをしておいた方がいいです。

(※新居の部屋数が多いと一人でやるのはあまり効率てきではありません。
二人以上で下見に行き、家具の大きさのデータを事前にメモしておき、
実際の部屋に当てはめてみましょう。
メジャーを持参していくと分かりやすくていいですよ)

コンセントの位置に注意

レイアウトがバッチリ決まっても、
タンスの後ろにコンセントが隠れてしまうともったいなくないですか?

こういうことを考慮せずにレイアウトを決めると、
使えるコンセントの数が減って非常に苦労します。

部屋のレイアウトはコンセントの位置を確認したうえで、
電気を使う家具などを優先して配置していけば
ある程度は決めやすいかもしれませんね。

また、家具の向きなどでコンセントにコードが届かなくなる場合もあるので、
それらも含めてしっかりレイアウト決めをするようにしましょう。

このレイアウトをしっかりと頭の中で描けているかどうかが、
引っ越し当日の作業のスムーズさに大きく影響するのは間違いないでしょう。

業者に指示を出すのが苦手な人は

不動産業者から間取り図のコピーを貰っておけば、
拡大コピーして家具の配置を書き込むことができます。

これは用しておくと非常に便利なので、ぜひ試してみてください。

引っ越し当日も家具の配置を書いた間取り図を業者に渡せば、
その通りにきちんと配置してくれます。
こっちが指示を出す手間も一気に解消されるので、個人的にはオススメの方法ですよ。