ペットの登録手続き

ペットは家族の一員ですから、
引っ越しでも出来る限り一緒に連れていくことになると思います。

引っ越し先でどうしてもペットが変えなくて親戚や友人、
施設に引き取ってもらうケースは無くは無いでしょうが、ここでは例外とさせて頂きます。

ペットには種類によって
「国の特定動物に指定されている動物」とそうでない動物がいます。

指定されている動物で代表的なのは犬、
指定されていない動物で代表的なのは猫や小鳥です。

特定動物の引っ越しには届出が必要なので、
不備のないようにチェックしておきましょう。

ペットの引っ越し手続きは国内・外にでも変わらず必要になります。
また、そのほとんどが『事前手続き』が必要なので、
手続きは引っ越してからすればいいと考えていると痛い目にあいますよ。
引っ越しが決まった段階で早めに準備しておきましょう。

犬のお引っ越し(国内編) 〜手続きの手順を確認しましょう〜

管轄
保健所
必要な物
印鑑、旧鑑札、狂犬病予防接種書
手順
1:
引っ越し前の地域管轄の保健所に行き『廃犬届』を提出

(人間で言うところの『転出届』に相当するものです)。
ここで持参するものは印鑑だけでOKです。

※廃犬届の提出は引っ越しの2週間前ぐらいを目安に終わらせておきましょう。

2:
引っ越し後、30日以内に新住所の地域を管轄する保健所へ行き、

登録手続きを済ませましょう。
印鑑、旧鑑札、狂犬病予防接種書を揃えて提出すれば登録完了となります
(人間でいう『転入届』に相当します)

これらはペットを飼っている以上、絶対に怠ってはいけない手続きです。
責任をもってきちんと完了させておきましょう。
もしやっていないと罰金が科せられますよ。

ペットと海外へお引っ越しするためには

引っ越し先が海外の場合、どんな種類のペットであろうと手続きが必要になります。
自国の法律と相手国の法律と、厳守するものが2つに増えるので大変ですが、
ペットのために頑張りましょう。

国によって動物の持ち込みに対する規制は様々なので、
引っ越し先の国が判明した段階で大使館に問い合わせをするといいですよ。

国や地域によってはペットの管理目的でマイクロチップを埋め込む所もあるので、
その準備に猶予を持つためにも事前確認や問い合わせは早ければ早いほどいいです。

動物が日本から出国するには、
必ず動物検疫所で検査を受けなくてはいけません。

検査費は無料ですが、出国する12時間以内の拘留検査と基準が定められているので、
時間などの確認も含めて分からないことは動物検疫所に事前確認をしておきましょう。
出国の一週間前までにやっておくのがベストです。

  • 犬の検査:狂犬病、レプトスピラ症
  • 猫の検査:狂犬病

上記のように動物の種類によって検査する対象は変わります。
問題が無ければ輸出検疫証明書(英文)が発行されるので、
内容も出来るだけ確認しておきましょう。

国によっては証明書の他にも書類を求められる場所もあるので、
入念なチェックをしてペットと一緒に引っ越しできるよう頑張りましょう。