郵便局で「郵便物の転送手続き」をしてもらおう

引っ越しをしてからも旧居の方に郵便物が届いてしまうことはよくあります。

大事な郵便物を紛失するといけないので、引っ越しをした後は郵便局に行って、
郵便物を新住所に転送してもらうようにすることをオススメします。

方法は簡単で、一番近い郵便局に行って『転居届』を提出すればOKです。
これで旧住所宛ての郵便物を転送してもらうことが可能なのです(一年間無料)。

こちらも引っ越しや住所変更の通知は関係各所に送るでしょうが、
中には連絡漏れがあったり、
古い知人から何かのお知らせが届いたりする可能性もあります。
重要な郵便物を紛失しないためにも、届出を出しておいた方がいいでしょう。

※提出する『転居届』は郵便局が用意している
「郵便物を転送する手続きをするための転居届」です。
市役所で発行してもらえるものとは別物なので注意しましょう。

転送手続きに必要なもの

転送手続きに必要な物は下記の通りです。

  • 身分証明書(本人確認のために必要)
  • 住民票、運転免許証など(旧住所を確認するために必要)

これらを持参し、郵便局に置いてある『転居届』に必要事項を記入して、
提出するだけでOKです。
確認する住所は新住所ではなく旧住所なので注意しましょう。

このサービスは郵便局に直接行かなくても受けることができるので、
できるだけ利用することをオススメします。

インターネットからの申し込みや、
転居届に必要事項を記入してポストに投函するなど、

色々な方法で申し込み可能になっています。

また、このサービスは基本的に「引っ越し前」に行っておきましょう。
手続きから開始までに3〜7日間空くこともありますし、
旧住所の住民票を取るには引っ越し前の方が何かと便利ですしね。

転送サービスで可能なこと

郵便局で受けれる郵便物の転送サービスについて、もう少しくわしく説明しましょう。

@サービス期間の更新が可能

転送サービスの期間は一年間です。
一年間を過ぎるとサービスは止まってしまいますが、
その期間を延長することも可能なのです。

もしかしたら、住所変更の連絡漏れに一年以上気付いていない……
という可能性もゼロではないので、必要に応じて更新手続きをすれば、
あと一年間同じように転送サービスを受けれるので活用していきましょう。

A○○様宛てなど、引っ越した人だけの郵便物を転送できる

実家から出て一人で暮らしを始める人なども、
郵便物を実家を経由することなく新居に届けてもらうことが可能です。

http://www.post.japanpost.jp/question/102.html
を参照すれば、引っ越す人宛ての郵便物だけを転送するサービスが受けれるようになりますよ。

B病院などの入院先にも転送可能

引っ越しでなくても入院などで長期間家を空ける場合、
転居届を提出しておけば郵便物が入院先に転送されるようになります。

家で郵便物を受け取る人がいなかったり、
長期入院が必要になる人は利用してみるといいでしょう。