高校や大学などに進学する際、その学校が通うのが困難な距離にあったり、
全寮制と規則で決まっている場合は学生寮への引っ越しをしなくてはいけません。
学生の単身引っ越しなので家族の協力があれば自力引っ越しも可能でしょうが、
業者を利用するという人もやはり多くいるでしょう。
その時、どんなことに注意しなければいけないのか、紹介していきましょう。
3月の引っ越しは予約が困難!
高校や大学への新入学生ということは、
引っ越しの時期は2月後半〜3月あたりが一番多くなるでしょう。
ということは、この時期は自分以外にも
新生活のスタートのために引っ越しをする人が
あふれかえる時期だということになります。
当然、どの引っ越し業者は繁忙期となり、常にフル稼働状態になっています。
この時期に希望の日時で引っ越し業者の予約を取るのは非常に難しいです。
引っ越し業者のスケジュールを確保できただけで御の字と考えましょう。
特に3月に入ってからでは、予約が取れるかどうかはほぼ運頼みになります。
せっかく良い条件の業者を見つけても、
業者側のスケジュールが埋まってしまっていることはザラにあります。
それでも引っ越しを諦めるわけにはいきませんから、
どうにかしてスケジュールが空いている業者を見つけなくてはいけません。
3月の引っ越しに関しては、
とにかく業者のスケジュールを確保することが最難関であり最重要になります。
後の問題は正直、業者を抑えた後ならどうとでもできます。
特に、引っ越す予定の学生寮が遠方になる場合は業者に頼むしかありません。
飛行機やフェリーを使った移動を挟むとなると日程もシビアになってくるので、
入学が決まったら即業者に予約を入れる、
ぐらいの行動でも早すぎるということはありません。
学生パックの価値って?
引っ越し業者の大手の中には、学生専用の引っ越しプランである
『学生パック』を用意しているところがあります。
その他にも学割のように「学生ならさらに○%値引き〜」というように、
学生に向けた優待サービスを展開している会社や店舗はよく見かけますね。
筆者の知る限りで少し変わったサービスに、
アート引っ越しセンターの学割パックは引っ越しを申し込むと
なんと「カーテン」が付いてくるというものがあります。
ある意味で、実用性とユニークさを兼ね備えたサービスと言えますね。
(※参考:アート引っ越しセンターHP)
こういった学割パックや学割サービスですが、
実際の料金の相場はどの業者も横並びです。
学生向けの引っ越しプランというのがそもそも低価格帯なので、
それ以上の引き下げが難しいというのが実際のところでしょう。
逆に考えれば、どの業者に頼んでも値段は大して変わらないので、
別に気にしなくても大丈夫です。
それよりもとにかく引っ越し業者のスケジュールを確保することに
全神経を集中してください。
せっかく入試に合格したのに、
引っ越しできるのが四月に入ってからではシャレになりませんよ。
また、引っ越し先が学生寮の場合、
時間帯によっては引っ越し作業が出来なくなる可能性もあります。
まず寮側に事前に確認をして、
引っ越し作業をしても大丈夫なスケジュールを確認しておきましょう。
次に、自分の予定の中で絶対に外せない用事のある日だけをスケジュールから除外し、
最後に業者に予約を取ると、流れとしてはスムーズですね。
ですが、引っ越しシーズンの3月になってから予約を取ろうとしているようでは
ハッキリ言って手遅れです。
一月後半〜2月前半までなら何とかなるかもしれませんが、
入学が確定したら即業者のスケジュールを抑えておくぐらいでも早過ぎではないですよ。
そして、自分の引っ越しの条件にあった業者を探すのには、
インターネットの見積り比較サービスを利用するのが効率の良い方法です。
複数の業者を見比べて、スケジュールや引っ越し費用などを元に業者を選び、
契約まで持って行きましょう。
学校に合格から学生寮へ引っ越しまでは、スピード勝負と言っても過言ではないです。
引っ越し料金が半額以下になる一工夫とは……?
安く引っ越しをしたいと考えるなら、
複数の業者間での見積もり比較(相見積もり)が必須です。
やらなければ確実に損をしてしまう、
現在の引っ越しではスタンダードな方法とも言えるでしょう。
業者に何度も連絡を取るのは面倒だと思う人もいるでしょうが、
インターネット環境さえあればその手間もほとんどなくなります。
一括見積もり比較サイトにアクセスすれば無料で見積もり請求が可能なので、
ぜひとも利用しておきましょう。