冷蔵庫を新居に持っていく場合、
準備期間に1日以上必要なので覚えておいてください。
冷蔵庫が無いと不便に感じるかもしれませんが、
少なくとも前日の夜には中身を空にして電源を切っておく必要があります。
でないと霜取りなどができませんし、
そのまま移動するとトラックの中で水漏れする危険性があります。
冷蔵庫本体の故障の原因になるのはもちろん、
そうなると他の荷物への損害も大きいので要注意ですよ!
理想は引っ越しの二日前からの準備
冷蔵庫の引っ越しで特に気をつけないといけないのが『水』の処理の仕方です。
冷蔵庫は中に水が溜まっていることが多く、
電源を抜いてすぐに移動するとトラックの中で水が漏れて、
他の荷物に大損害を与える事になります。
そうなると、後始末にも時間が掛かって、
引っ越しスタッフの拘束時間が長くなってしまいますね。
冷蔵庫は引っ越しの前に電源を抜いた状態でしばらく置いておかないといけません。
少なくとも前日の晩、可能なら二日前から電源を抜いておくのがベストです。
冷蔵庫のタイプによっては霜取り機能が無かったり自動製氷機能が付いていたりと、
内部に水分を溜め込んでいる冷蔵庫も多くあります。
その氷や霜が完全に溶けきる時間を確保するためにも、
準備は早い段階から進めておきましょう。
電源を抜いておくと家の床が
水でビチャビチャになるのではないかと心配な人は安心してください。
冷蔵庫には蒸発皿というものが最下部に設置されています。
冷蔵庫内部の水分はここに溜まる仕組みになっているので、
引っ越し当日の朝にでも蒸発皿の水分を処理すれば
安全に冷蔵庫を運ぶことができますよ。
新居で電源を入れる時の注意点
引っ越した冷蔵庫は当然新居に設置しますよね。
その時にも少し注意点があるので、聞いてください。
引っ越しの作業後すぐに電源を入れるのはNGです。
一刻も早く色んな物を冷やしたいかもしれませんが、
引っ越してすぐは冷蔵庫内部のガスやオイルが不安定な状態です。
設置後1時間はそのままにしておいてください。
冷蔵庫はよく『使っていないと壊れる家電』と言われますが、
引っ越しの前後に関してはゆっくり休ませてあげることが
冷蔵庫の寿命を延ばすことにつながるのです。