引っ越しする際の挨拶マナーについて

引っ越しで旧居を出て行く際に、黙って立ち去るのはマナー違反です。
今までお世話になった人や近所の人には、できるだけ挨拶をしておきましょう。

直接挨拶する余裕が無いときは、
後日挨拶状を送るといった気遣いが必要ですよ。

どちらも旧居でのお礼、新居の住所などを伝えて、
思い残す事無いように引っ越しを済ませましょう。

隣人には引っ越し当日の作業の件も伝えて、謝っておく

賃貸の集合住宅の場合、
隣人や上下階の人には直接会って挨拶をしておきたいものです。

引っ越しの予定日には業者も入り、
音や人の出入りなどで迷惑をかけるおそれがあるので、
お世話になったお礼と合わせて謝っておきましょう。

これはいわゆるマナーの問題で、トラブル回避のためにも必要です。
あまり隣人と親しくなくて挨拶が苦手な場合は、
こういった事前の挨拶を代行してくれるサービスを扱っている業者もあるので、
利用するのもいいでしょう。

また、親しくなった人だからこそ別れを惜しむあまり、
引っ越すことを言い出しにくくなるかもしれませんが、
ギリギリになって突然聞かされては相手も戸惑ってしまいます。

親しい間柄だからこそ、早めに挨拶をして最後まで良い印象で引っ越しをしましょう。
挨拶をした次の日に引っ越していくなんて、なんだかそっけなく感じちゃいますしね。

やはり、思い出話や新居の住所交換で話に花を咲かせるぐらいには、
ゆっくり話せる時間を作れるようにしましょう。

挨拶状の注意点

お世話になった人でもどうしても時間の都合がつかなくて、
挨拶ができないまま引っ越ししてしまった。

そんな気がかりを残したままでは新生活がスッキリと始まりません。
そんな時は、挨拶状を送ってお礼の気持ちや新住所を伝えるようにしましょう。

といっても、普段は引っ越しの挨拶状を書く機会なんて中々ないでしょうから、
正式な書式を知っている人は少ないと思います。

そんな時に便利なのがインターネットです。
キーワードで検索すれば文章の例文がたくさん見つかるでしょうから、
自分と相手の関係性や親密さに合わせた文章を選んで参考にしましょう。

※「引っ越し 挨拶状」や、「引っ越し 挨拶状 例文」などで検索すると
良い文章例が山のようにが見つかりましたよ!

では最後に、挨拶状を書くときに気をつける3つのポイントを紹介します。

  1. 引っ越したことを伝える。その際、挨拶に出向くことができなかったことを詫びておく
  2. 引っ越し前に大変お世話になったという旨を伝える
  3. 新しい住居の住所や電話番号などを添えておく

この3つを記載しておけば、挨拶状としての体裁は保てます。
あとは、お世話になった人に気持ちを込めた素敵な挨拶状を作ってください。