引っ越しには午前便と午後便があり、
業者を呼ぶ時間帯がある程度指定できるのが午前便（朝イチ便）、
時間帯指定ができない分料金は安い午後便（フリー便）とニーズによって分けられています。
フリー便は時間指定のある朝イチ便の仕事が終わった後からのスタートになるので、
午後便、午前便などの呼び方が一般的になっているようですね。
料金的を抑えたいだけなら迷わず午後便を選べばいいのでしょうが、
トータルのお得度で考えた場合、
午前便と午後便とではどちらがお得度が高いと言えるのでしょうか？
午後便の注意点！ 安いのにはそれなりの理由がある！
午後便が午前便と比べて料金が安く設定されているのは、
それだけのデメリットを抱えているからとも言えます。
まず、午後便というのは午前便の仕事が終わった後から
スタートするのだということを念頭におきましょう。
午前便の仕事が長引いてしまえば、
午後は午後でも夕方からのスタート〜なんてことも充分にあり得るのです。
つまり午後便を意訳すると
「午後便は何時にスタートできるか分かりません！
でも料金はお安くしときますのでご了承くださいね！（ﾆｺ」
ということになるのです。
午後便を選ぶということは、そのスタート時刻の不確かさも了承した上で
引っ越しを依頼しているということになるのです。
また、引っ越し作業にトラブルというのはイヤというほど付いて来るので、
午前便が散々長引くと午後便のスタート頃にはもう日が暮れている、
という事態も実際にあるわけです。
料金の安さというメリットと比べて、
スタート時間の不確かさや拘束時間というデメリットがあるというのが
午後便に一考の余地を残しています。
つまりどっちが得なのよ？
午前便と午後便のメリットとデメリットは、最終的には依頼者側のニーズに依存します。
人によって希望する引っ越しの内容も違うので、
自分に合っているのはどっちかという部分を考えてみましょう。
午前・午後便のメリット・デメリットまとめ
午前便 ⇒
開始時間の指定が可能。引っ越しを計画的にスムーズに行える。
開始時間が早い＝作業終了時間も早い
午後便と比べて料金は高め
午後便 ⇒
午前便よりも料金が安い。
開始時間が不確かなので、待機時間が長い
開始時間が遅くなる＝終了時間はもっと遅くなる
午前・午後便をオススメする引っ越し条件まとめ
午前便をオススメする条件
- 引っ越しに時間を掛けたくない、作業をスムーズに終わらせたい
- 引っ越し当日に他の予定が入っている
- 次の日に予定が入っている
- 転居先に家が多い（→深夜の引っ越しは近所迷惑になるので）
午後便をオススメする条件
- とにかく引っ越し料金を安く抑えたい
- 引っ越し当日と翌日に時間的余裕がある
- 引っ越し先が近い（遠方への引っ越しは当日中にできない場合がある）
- 転居先が深夜に引っ越しをしても近所迷惑にならない
上記を参考にして、午前便と午後便のどちらが自分にあっているかを選びましょう。
引っ越しというのは時間も体力も消費してしまうので、
目先の料金だけで判断するのは危険です。
特に引っ越しに慣れていない人の場合は、
時間的余裕を取ることも大事なので注意しましょう。
引っ越し料金が半額以下になる一工夫とは……？
安く引っ越しをしたいと考えるなら、
複数の業者間での見積もり比較（相見積もり）が必須です。
やらなければ確実に損をしてしまう、
現在の引っ越しではスタンダードな方法とも言えるでしょう。
業者に何度も連絡を取るのは面倒だと思う人もいるでしょうが、
インターネット環境さえあればその手間もほとんどなくなります。
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ぜひとも利用しておきましょう。
