引っ越し料金の値下げ交渉をするときのコツは?

引っ越し料金はなるべく安い方が良いですよね? 
ならば、引っ越し業者との値切り交渉にチャレンジしてみましょう。

上手く交渉を運ぶためのポイントは二つ! 
『即決しない』、『複数の業者と比較する』
というのが大原則です。

この二点を念頭に置いて交渉することで、
料金が驚くほど安くなる場合もあるので侮れませんよ!

一回割引してもらってからが本番の交渉

これは業者側からの経験談なのですが、
引っ越し業者というのは最初から割引やサービスを用意して見積もりを出しています。

依頼者から「値引きできないか?」と訊かれた時にスッと出すことで、
満足を得てもらうためのものです。

言ってしまえば、値引きは業者からすれば「想定内の出来事」であり、
充分に利益を確保した上での値引きなので、
交渉としてはまだまだ業者の手の平の上です。
では、ここから本当の割引やサービスを引き出していきましょう。

まず、ポイントの一つ『即決しない』です。
下見に来た日に正式見積もりを出されても、即決しないでください。

「早く決めた方がお得」や「即決して頂けるともう少しサービスします」
などの誘い文句があっても突っぱねてください。

下見に来た業者というのは値引きできる権限の範囲が決まっていることが多いのですが、
いきなり下限ギリギリを提案してくる業者もいないもんです。
むしろ、割引を考慮した料金で設定されていると考えた方がいいかもしれません。

『即決しない』というのは、
次のポイントで本当の値引きを引き出すために絶対に必要なことなのです。

ライバルとの比較を利用して値切れ!

次に二つ目のポイント『複数の業者と比較する』を実践します。
業者間で相見積もりをすることによって価格競争が始まり、
場合によっては引っ越し料金が半額以下になるケースもあるほどです。

今や引っ越し業者は日本に大小無数にあるので、
どの業者も客を獲得するために努力しています。

ましてや引っ越しはそう頻繁にやるものではないので、
一回の引っ越しをどの業者も引き受けたくて仕方ない状態なのです。

となれば、多少利益を少なくしても自分の会社で仕事を引き受けるように動くので、
値引きの交渉をするポイントはそこになります。

要するに「もっと安い見積もりの会社ありましたよ」
とハッキリ言ってしまって大丈夫です。

なんなら会社名や見積もり金額も伝えてやってください。
そうすれば業者側も値引きの姿勢があるなら改めて見積もりを出すでしょうし、
これ以上値引きができないなら別のサービスを提案してきたりします。

今や引っ越しの時の値引き交渉や相見積もりは
やって当たり前の手法になっています。

なので、即断即決は避けて業者の見積もりをしっかり比較し、
安値を提示する業者を見極めましょう。

そうすれば、必ず引っ越し料金は安くなります。
業者と交渉するのが手間に感じるかもしれませんが、
それに見合うだけの割引が引き出せると考えてみてください。
粘り強く交渉する気力が沸いて来るってもんですよ!

値切り方や交渉の流れについては当HPの別項目でまとめているので、
参考にしてください。
ここでは大まかな流れを確認しておきましょう。

@インターネットで一括見積もり請求サイトにアクセス
 → 業者から見積もりを集める
Aその中から条件にあった業者をピックアップ(3社以上)
 → 下見に呼んで正式見積もりを出してもらう
B交渉開始
 → まずは、二番目に安い見積もりを出した業者に一番安い見積もりの金額を伝えてみましょう
C正式契約
 → 一番安値を提示した業者と正式に契約をしましょう。間違っても最初の業者で即決してはいけません

この手順を順調にこなせば、最大で50%以上の値引きも可能になります。
ここまで値切れば業者も涙目ですが、それでも向こうも会社なので、
請け負った仕事ではちゃんと利益が出るようになっています。
なので、時間と手間の許す限り遠慮なく値引き交渉していきましょう!

引っ越し料金が半額以下になる一工夫とは……?

安く引っ越しをしたいと考えるなら、
複数の業者間での見積もり比較(相見積もり)が必須です。

やらなければ確実に損をしてしまう、
現在の引っ越しではスタンダードな方法とも言えるでしょう。

業者に何度も連絡を取るのは面倒だと思う人もいるでしょうが、
インターネット環境さえあればその手間もほとんどなくなります。

一括見積もり比較サイトにアクセスすれば無料で見積もり請求が可能なので、
ぜひとも利用しておきましょう。